コスプレ撮影の時に自分を大きく、小さく見せる方法

 同行者が自分より小さいのに、自分のやるキャラの方が小さいとき、自分を同行者より小さく
自分のやるキャラが同行者より大きいキャラをやるとき、自分を大きく見せる方法をご紹介します!!

身体や身長等、物理的にどうしようもないとき、『写真の嘘』を全力で使いながら撮影をしましょう!

目次
1.自分が小さな(大きな)キャラだということを認識する
2.小さく見せる=猫背ではない
3.大きく見せる=姿勢よくではない
4.構図を工夫しよう
5.同行者と協力し合おう
6.まとめ

1.自分が小さな(大きな)キャラだということを認識する

 まず大切なのは『意識』です。
これはコスプレ撮影をするときに「キャラらしく撮影する」ということにおいて、どのキャラにも共通して言えることですが、
この「意識」の差が、写真に大きく現れます。

自分が「小さな(大きな)キャラをしている」という認識がなければ、それが写真に反映されることはありません。
逆に言えば、この意識さえ持っていれば、大きさはどうにでもなります。

2.小さく見せる=猫背ではない

 いざ撮影をしよう!撮ってみよう!

自分が小さいという『意識』を持ったまま撮ってみる!

と撮ってみると…。多くの人が猫背になってしまいがちです。
確かに自分を小さく見せるには猫背はいいように思いがちなのですが、これが逆効果。ただの姿勢の悪い人、になってしまいます。
小さくて姿勢のいいキャラはたくさんいます。そんなキャラをしているのに、猫背で姿勢が悪く見えてしまっては意味がありません。

小さく見せる=猫背 という考えは頭の中から取り去ってください。

では、実際にはどうしたらいいのか?
身体を小さくするには、腰や膝、足首、等といった、『関節で曲げる』ことを意識しましょう。
さらに、カメラに対して、体を横に向け、顔を前に向けると、細く見えるようになります。
このように『遠近法』をうまく使って小さく見せることが出来ます。

3.大きく見せる=姿勢よくではない

逆に…体を大きく見せたから、姿勢をよくして、身長も大きく見せる!
…だと、大きいのに姿勢が悪いキャラをやるときに、せっかく大きく見えていても
「あれ…このキャラこんな姿勢よくないのに…」となりがちです。

小さく見せる方法が「猫背」ではないように、大きく見せる方法も「姿勢をよくする」ではありません。

ではどうするのが一番いいのか?
自分を大きく見せたいときは肩幅を広げるイメージをして、なるべく体の前面を見せないようにします。
これは、幅が「ここまで!」というのをわかりにくくするためです。
人は目に見えている部分はそうとしか認識しませんが、見えていなければ勝手に想像してくれます。その想像を味方につけましょう。

背伸びをしてみたり、相手に寄りかかることで(寄りかかり方にも大きく見えたり、小さく見せる方法があります)
自分を大きく見せるようにしましょう。

4.構図を工夫しよう

 写真を撮るときの構図を工夫してみましょう。

カメラに対してはっきりと横並びにならない。小さいほうが前に出てかがんだりしゃがむ。
大きいほうのキャラは座ってもらう。等、極力『体格差が如実ではない構図』を考えましょう。

階段の上下を利用した構図であったり、遠近法で前後に開いた構図であったり…
画角を目いっぱい使った構図がお勧めです。
小さくまとまってしまわないメリットもあります。

身長の大きなキャラの人に、踏み台に乗ってもらって足元は移さないようにして撮影するのも『カメラの嘘』をうまく使った撮影になります。
手ごろな踏み台がない場合は、小さい身長のキャラの人に前後や左右に大きく足を開いてもらい、物理的に小さくなってもらいましょう。

5.同行者と協力しあおう

同行者とは、一緒に撮影に行ってくれる人のことを指します。これは、併せをしてくれるレイヤーさんも、カメラマンさんも、アシスタントさんも、みんな「同行者」です。
いい写真を、素敵な写真を撮るには、同行者の協力ありきです。

上記にもあるように、お互いを思いあい、「大きくなる意識」と「小さくなる意識」を持ち、できる限りのことをすべてしてみるのが一番早くいい方法を見つけることが出来ます。

・カメラマンさんに今どう見えているか相談する
・試し撮りで撮ってもらった写真を見て、自分が想像する構図を相手に伝える
・アシスタントさんに撮りたい構図を伝え、カメラマンさんと相談しながらレイヤーさんに指示を出す

等、同行者全員が撮りたい構図や見せ方を知っていれば、意思疎通が簡単にでき、より良い写真を撮ることが出来ます。
カメラマンさんの撮りたい構図と、レイヤーさんが欲しい構図とがかみ合わないときがままあります。
後から「もっとこう撮ってもらえばよかったね…」とか「こう撮りたかったのにな…」と後悔しないためにも、お互いに意見を出し合って
相談をたくさんしましょう。

レイヤーさんは自分の頭の中の構図を棒人間や簡単なイラストにして持参したり、写真にできるものであれば、写真に収めて見本として持っていくのもいいでしょう。

6.まとめ

いかがだったでしょうか?

大きく見せる・小さく見せる は構図の工夫と心持です。

ただ単純に、ヒールがある靴を履いたり、インヒールを入れたりするのも簡単で誰でもできる手です。
野外ロケなら小さな段差でもいいので見つけて、その上に乗ったり、逆にくぼんでいる部分を見つけて小さい身長のキャラに入ってもらってもよいです。

いろいろみんなで工夫しあいながら、楽しく思い通りの写真を撮れるようになるといいですね!

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