初心者レイヤーさん必見!キャラに似せるメイクのコツ

 メイクの仕方はわかる!コスプレ初めてみて、メイクに慣れてきたけど、キャラに似せられている自信ない…。
そんな方必見の記事となっております!!

筆者も試行錯誤の毎日です。が、ここで少しでも《コツ》というか、自分はこんなやり方をしてるよ、というのをお伝え出来たら嬉しいです。

◆目次◆
1.テーピングやアイラインで目元を変えてみる
2.シャドウの色を変えて雰囲気を変えてみる
3.ハイライトとフェイスシャドウの入れ方を変えてみる
4.まとめ

1.テーピングやアイラインで目元を変えてみる

 テーピングやメイクで一番変えられる場所は、やっぱり目元です。
逆に言えば目元がうまくいっていれば、鼻から下部分はぶっちゃけ、加工でどうにかできる時代です。
こうして、加工技術が上がっていくわけですね…。

 では、実際にどうやって変えたらいいのか?ということです。

まず、テーピングで変える場合。
目を吊る方向を、上、真横、下、と変えることによって、釣り目、平行目、垂れ目、と変えることが出来ます。
これは自分の目元の肉と皮膚を引っ張ってみて、良い位置になるように確認した後テーピングで固定します。
中には、あまり肉がなくて吊ったとしてもあまり変わらない方もいます。そういう方は、アイラインや二重の作り方で目元を変えてみましょう。

テーピングの詳しい吊り方はこちらの記事で紹介しています。
こちらの記事では実際の写真を用いて、このキャラではどこの部分を吊るためにどこにテーピングをどのように貼ってあるか、など、詳しく記載しています。テーピングの種類や吊り方に困っている人はこちらの記事もご覧下さい!

アイラインで変える場合。
自分の目の形を無視して形どっていきます。しかし、この場合、大きく瞼にアイラインを乗せることになるので、伏目がちの写真や目をつむった写真などが撮れなくなるデメリットがあります。ある程度は加工に任せてラインを細く引くか、存在しているときに重点を置くのか、どちらかを決めましょう。
またラインの引き方は別の記事で紹介していきたいと思います。

こちらの2キャラはテーピングに重きを置き、ラインはあまり太く引かないようにしています。
というのも、筆者の目元は垂れ目なので、多少平行になるようにテーピングで吊ってあげれば理想の目の形になります。なのでそのような方法を選んでいます。

あまりアイラインを強くひかない分、テーピングでしっかりと上げています。
こうすれば伏目がちな写真も、ウィンクをした写真も難なく撮ることが出来ます。
ただ筆者の目は奥二重なので太目にアイラインを引かないと表に出すことが出来ません。どれだけ細く引いても、普通の人よりは太くなってしまうので、そこは加工だよりです。

こちらの2キャラはテーピングで限界まで釣り目にしたあと、アイラインでさらに目元を跳ね上げるようにして描き、釣り目に見えるようにしています。

こちらも重い奥二重&垂れ目の筆者には、激しい戦いです…。

こちらは伏目や目をつぶった撮影はむずかしいですが、加工や角度によってそのような写真を撮ることも可能なので、カメラマンさんと毎回相談しながら撮影をしていきます。

被写体がどのような状態かをカメラマンさんが分っていれば指摘もしやすく、良い写真を残しやすくなります。

太めにラインを引いた場合でも、この程度の伏目は可能です。
この写真を撮るときも、不自然ではない角度をカメラマンさんに指摘していただきました。感謝。

目線の位置がほんの数センチが違うだけでも、印象も移りも大きく変わります。

気軽に指摘しあえる関係のカメラマンさんだと、なおのこといい写真を残しやすいかもしれませんね。
もちろん技術でバチバチに撮ってくださるカメラマンさんもいるので、そんな方には自分の苦手な角度だけ伝えましょう!

2.シャドウの色を変えて雰囲気を変えてみる

 キャラクターによって、生まれも育ちも性格も、違います。その違いは肌の色や影の色、服の反射の色の差で雰囲気が全く変わってくることがあります。その違いを「色」に出して、変えてみようという手法です。

例えば彼。呪術廻戦の五条悟は、髪もまつ毛も眉毛も、毛すべてが真っ白です。
当然肌も真っ白。
肌が「白い」「男の子」、さらに「いいところの坊ちゃん」「呪術師最強」という彼の個性がのっかってきます。
肌が白いのと男の子を踏まえると、肌が白い人は皮膚が薄い箇所は黄色よりもピンクになります。
さらに男の子はピンクよりも黄土色に近い肌の色が多いです。おや、矛盾。ここが彼の難しさ。

「いいところの坊ちゃん」=あまり外で遊ばないタイプが多い
「呪術師最強」=一般人とは生活が違う。帳の中だけの活動が多めになるとしたら日に焼けない。
自分の周りを呪力で守ることが出来るので紫外線とは無縁な生活ができる=シミ、そばかすといったたぐいのものは存在しない。

上記のことを踏まえると、シャドウはピンク寄りのベージュ、ファンデーションの色をピンク寄りの明るめベージュにした場合、フェイスシャドウを黄色よりもピンク寄りの色にする。このような色選択をすることが出来ます。
ここまでキャラクターの解釈の話。キャラクターの解釈は人それぞれだと思うので、自分の解釈に合ったメイクを見つけてください。

同じ呪術廻戦のキャラで考えてみましょう。
彼、虎杖悠仁は高校生。しかも、運動事なら右に出るものがいない程万能で、ずっと日の光のもとで活動していたことを想像することが出来ます。

「元気」で「活発な」「男の子」=肌は焼けて健康色。さらに地の色はどちらかというとベージュに近い色になります。
以上を踏まえて、ファンデーションは少し濃い目の色を使う。シャドウは男の子に似合うようにラメはなし(アイシャドウのラメの有無は男性アイドルや、女の子らしい男の子などの例外もあるので、一概に男性=ラメなしというわけではありません)、マッドタイプのブラウン中心の色を使う。フェイスシャドウは黄色い肌に合う色を使う。と、これだけ変えるだけでも、キャラクターの雰囲気は全く真逆に変えることが出来ます。

女の子の場合となると、お肌はピンク寄りを基本にして、元気で活発な子にはフィニッシュパウダーで少し濃い目の色で仕上げる。
アイシャドウはピンクやオレンジ色に近い物を使う。
チークはおとなしい可憐な子には「ピンク」や「薄めの赤」を。
女の子味が強い子には「明るめの赤」を。
元気で活発な子には「オレンジ」を。
など使い分けることで、印象を変えることが出来ます。

印象が変われば人も変わる。人も変わればキャラもおのずと変わって見えるようになります…!(と筆者は強く思ってる)

キャラに寄せたいなら、そのキャラのことを考え、推測していってみてくださいね。ずっと推しのこと考えているので、幸せですよ。笑

3.ハイライトとフェイスシャドウの入れ方を変えてみる。

これは前述した2つの方法の最後の仕上げ部分となります。

どんな顔にしたいのか?以前のこちらの記事でも紹介したようにハイライトはフェイスシャドウの入れ方によって、印象や顔の形は大きく変わって見えます。
どんな顔立ちにしたいのか?逆に自分はどんな顔立ちなのか?それを理解することで光、影を入れる場所が理解でき、メイクを一歩前進させることにつながります。
丸顔?面長?大人顔?子供顔?鼻は丸い?長い?フェイスシャドウの入れ方だけでもこれだけ変えることが出来るので、挑戦してみてください。

こちらの記事では、「きれいな顔に見せる方法」について紹介しています、併せて読んでいただけると、さらにメイクについて理解を深めることが出来ると思います。この記事でも紹介していますが、筆者はコスプレの7割はウィッグ、3割メイク、6割ポージング、4割表情の作り方だと思ってます。(200%でコスプレしてます。)
メイクだけでも3割を占めているので、この記事と、他2記事併せて読んでいただければ技術向上につながること間違いなしです!

4.まとめ

キャラによって顔を変えたい。そんな時はそのキャラクターが
①どんな目つきをしているのか
②自分がその目になるにはテーピングなの?アイラインなの?
③生い立ちは?現在の活動範囲は?
④男の子?女の子?
⑤性格はどんな感じ?

以上のことを順番に考えてメイク道具を集めていくと、キャラに一歩近づけると思います。
筆者も試行錯誤の日々。

メイクの仕方や何を使っているかなどは、筆者がやっているYouTubeちゃんねるに載せています。
興味があったら覗いてみてください。

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