コスプレ衣装のちょっとしたお直し方法!

届いた衣装が大きかった!
少しデザインが違ったから直したい…
ボタンの付け替えをしたいけど、縫うのが苦手…
そんなこと、ありませんか?
さらに、気に入った色の靴が見つからない!?
しかもその衣装を明日使う!となったら、手直し、大変ですよね。
でも大丈夫。写真に写るだけなら簡単な方法があるんです。それをご紹介したいと思います!

目次
1.サイズが大きいとき
2.デザインが違ったとき
3.ボタンの簡単なつけ方
4.靴の簡単な加工方法
5.まとめ

1.サイズが大きいとき

届いた衣装のサイズが大きかった!?
そんな時は、両面テープでくっつけて小さくしてしまうか、裁縫が簡単・得意な人は、縫ってサイズを変えてしまうのがいいです。
小さい場合はどうしようもないのですが、大きいときは、「服に着られている」状態になってしまうので、縮めたほうが恰好よく写真を撮ることが出来ます。

・袖が長かった場合…
 袖口を自分の腕の長さに織り込み両面テープで貼り付けてしまうのが一番簡単です。もし時間と簡単技術があるなら、肩のところを一度外し、
短くしてから縫い直すのがきれいに作るコツです。ただ、その場合、袖だけ小さくするとサイズが合わなくなるので、胴体の方も縮めることになります。
前閉めタイプや被りタイプの場合は、胴体の大きさに気を付けましょう。

・ズボンが長かった場合…
 裾口を自分の足の長さに織り込み、こちらも両面テープで固定します。ズボンはこれで丈を変えられるので簡単ですが、容易に短くしてしまうと
短足に見えてしまう場合があるので(筆者は超のつく短足なのであまり長さはいじらないようにしています)あえて短くせず、盛り靴などで足の長さを出し、ズボンをそのままの丈で…という方法を使っています(いわゆる、そのまま無加工())。

・ズボンの幅が大きかった場合…
 裏から自分の大きさに縫い目を織り込んで両面テープで貼ります。表で重なった部分を貼り付ける必要も出てきますが、こうすれば間違えた時に糸を取り直す必要がなくなり、初心者でも簡単に幅を縮めることが出来るようになります。ただ、この時気を付けなければならないのが、あまりにも自分の足の太さにサイズを合わせて縫うと、布に伸縮性がなかった場合、しゃがんだり座ったりしたときにぱっつんぱっつんになったり、そもそもしゃがめなくなります。少しゆとりをもって詰めるようにしましょう。

2.デザインが違ったとき

多少のデザインの違いは身近にある布などを駆使したり、布用のペンを使ってつくりかえましょう。
筆者が最近つくりかえたのは、「ネクタイの柄」「ボタンの柄」「手袋の柄」「ジャケットの裏地」です。

これはネクタイの黒柄の部分を、ビニールテープで貼ってあったため、一度はがし、新しい家にあった布で貼り付けなおしました。
こんな小さな変化でも、写真には大きく影響します。

こちらはただの金ボタンだったところを、金色のペンで塗り、その上から黒の油性ペンで黒の部分をなぞって、ちゃっちかったボタンを少し豪華にしました。
このひと手間がキャラの「存在する」を作り出します。

この手袋は普通の黒手袋を切り刻み、金色のフチを布用のボンドで貼り付けました。
ただ、この手袋の敗因は伸縮性のない金色のフチを貼ってしまったために、着けるとき、取れてしまうという残念な結果が待ち受けてました…。
手袋の変更の場合は、伸縮性があるものか、皮等、素材につかわれているものを使用するようにしましょう。

上のMA-1のジャケットは、通販サイトで売られていた裏地オレンジのものでした。
キャラクターは黄色の裏地のため、色を揃えるために一度すべて取り去り、それに合わせて型紙を取り、色を変えて縫い直しました。

こういった変更ができると、ワンランク上のコスチュームを身につけることが出来ます。

3.ボタンの簡単なつけ方

ボタンを縫い付けるのはめんどくさい!でも他のボタンに取り替えたい!
外のイベントやスタジオでボタンが取れてしまったとき、糸と針がない!
そんな時に便利なのが安全ピンでボタンを留める方法です。
普通のつけ方のボタンとは違い、ボタンホールにつけづらい等弊害はありますが、写真に写るときに問題はないのでこれを多用しています。

付けたい部分にボタンを合わせ、裏から布と一緒にボタンの穴を巻き込み安全ピンを刺します。
これだけでボタンが布につけることが出来ます!

この方法は本当に便利だし、安全ピンはほかにも使うことが出来るので、持っておいて損なし!です。

4.靴の簡単な加工方法

靴の底だけ色が違う!布靴に直接色を塗りたくないけど、色を変えたい!
そんなときに便利なのが「ビニールテープ」です。これは100均一などで簡単に手に入れることが出来ます。
少し伸ばしながら貼れば靴の形に添ってくれるので、貼りやすくて便利です。
ただ、伸縮性がありすぎるため、長い時間張ったままでいると、縮んできて、張り直しが必要になります。一度撮影をしたらはがし、次の撮影時にまた付け直すようにしましょう。

またビニテはアクリル絵の具であれば簡単に色付けすることが可能なので、色も変えることが出来ます。
ただ一つ注意が必要なのが、乾いてしまった後、アクリル絵の具は硬く固まる性質があるため、ポロポロと剥がれてきたり、壁や床に擦ったりするとはがれやすくなっています。
なのでレンタルスタジオなどで撮影するときは、細心の注意を払いましょう。

もし全体の色を変えたいときはスプレーを使うのもいいでしょう。
下地用のスプレーをした後に色付きの本チャンスプレーを吹きます。
ちゃんと下地用のスプレーをしないと、本チャンスプレーがぱりぱりと剥がれてきてしまうことがあるので注意が必要です。

スプレーで色変え
ビニテで色変更

5.まとめ

いかがだったでしょうか?
少しの「手間」を加えることにより、キャラの「存在する」を作り上げることが出来ます。
「こんな小さなところ誰も気づかないし…」というのもありなのですが、こんな小さな細かいところだからこそ、そのキャラが出る部分でもあるので、こだわりに損はナシ!です。

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