レイヤー必見!カメラマンさんからデータを受け取る方法

カメラマンさんが見つかった!
でも、せっかく写真を撮ってもらったのに、手元にデータが来なかったら悲しいですよね…。
もちろん、データの送信の仕方はカメラマンさんがご存じだとは思うのですが、もし、知らなかったとき、
こちらから指定をさせてもらい、データが受け取れたら嬉しくないですか?

今回はデータの主な受け取り方と、最近はやりの「写ルンです」の現像&データ化の説明をしていきます。

■目次

  1. データの受け取り方法
    ・ギガファイル便を使う
    ・LINEのアルバム機能を使う
    ・TwitterのDMを使う
    ・アフター等で直接スマホに送ってもらう
  2. データを受け取るまでの基本的な時間
    ・カメラマンさんによって違うデータ受け渡し時間(レタッチをするのか?撮って出しなのか?)
    ・レタッチとは?
    ・撮って出しとは?
  3. SNSに上げるときの注意事項
    ・詳しいことはカメラマンさんと相談しておこう!
  4. 流行りの「写ルンです」の現像方法!
    ・「写ルンです」とは?
    ・「写ルンです」の特徴
    ・現像方法(データ化方法)

1.データの受け取り方法

データの受け取り方法には、大きく分けて4つほどあります。それぞれのメリットデメリット、よく使われるタイミングを見ていきます。

受け取り方法メリットデメリットタイミング
ギガファイル便大きなデータでも受け取り楽々
・100枚越えのデータでもまとめて受け取り可能(300Gまで)
・保存期間が最長100日保管
画質がきれいなまま送れる
保存データが大きくなってしまうことがある
・スマホでのまとめて保存が難しい
・送る方の設定では保存期限が短くなってしまうことがある
撮影が終わって大体2週間から1っか月半程度
大体このくらいはかかる
LINEのアルバム機能使い慣れていて簡単
1000枚まで送ることが可能(1フォルダにつき)
・半永久的に保存される(同じグループの人なら消せてしまえるため)
画質が落ちてしまう
・アルバムを間違って消されてしまうと中の写真すべてが消えてしまう
LINEという個人情報を知らないといけない
友達同士の取り合いならこれ。
大体即日~一週間程度
TwitterのDM機能連絡先を知らなくてもすぐに送ることが出来る
・打ち合わせのやり取りの延長で送ることが出来る
一度にまとめて送ることが出来ない(一枚ずつ)
・保存がまとめてできないため、手間が多くなる
ギガファイル便のURLの共有に使われることが多いため、直接データのやり取りが行われることはほぼない
スマホに直接AirDropなどを使えば画質を落とすことなく送れる
・対面してすぐに送信できるため、速報用に便利
・現像がすぐにはできないため、撮って出しのデータに限られる
双方が同じ機種のスマホでなかった場合、画質が落ちる
即日。アフター(撮影の後の打ち上げご飯会)の時が多い。

ここからそれぞれ細かい部分の話をします。

ギガファイル便
 無料の大容量ファイル転送サービスのサイトさんの名前です。送る側は、ドロップ&ペーストでデータを添付することが可能。
受け取り側は、ZIPファイルでまとめて圧縮状態で受け取ることが可能。
ZIPファイルから解凍する必要がありますが、画質はそのまま。一番きれいな状態のデータ受け渡しが可能なサイトになっています。
もちろんスマホでサイトを開いて受け取ることも可能。ただ、解凍方法を知らないと一枚ずつ保存しなければならないため、少し面倒な点も。最近はレイヤー御用達のため、「コスプレイヤーさんへ」と、注意事項を一つ増やしてくれている優しさ。
とっても便利です。これが主流ですかね。

LINEアルバム機能
 お友達同士(もちろん個人情報の交換を行っている、という意味でのです)の場合は、これが一番便利。
お互い撮り合いの写真や、画質にこだわらないデータ交換なら手っ取り早くできます。ただ、どうしても一度アプリを通すため、画質が落ちてしまうのが欠点。
 もし可能であれば直接USBやAirDropなどのやり取りや、ギガファイル便でのやり取りの方が「写真を残す」という意味でも+かも。

TwitterのDM機能
 直接DMに画像を送ったりすることは、まずありません。イベントに参加をして一緒に撮った写真を一枚~二枚程度送り合うことはあるにしろ、撮影で撮った写真のデータを直接ばらばらで送ることは面倒の極みです…。
 主な使用用途は、LINEを知らない相手にギガファイル便のURLを送る、ことだけです。

スマホに直接
 これはよっぽどカメラマンさんと仲が良くて、「撮って出し」でもOK。さらにはその場で数枚現像をしてもらえる人に限ります。
後は、カメラで撮るのが楽しいけど、色味調節などの現像は当人たちでよろしく、タイプのカメラマンさんですかね。
その場でデータが手元に来るのは、レイヤーとしてはとっても嬉しいです。が、割合的にはほぼいないに等しいです。

さて、以上、データのやり取りが何でされているか分かったところで、今度はなぜカメラマンさんによってデータの納期に差が出るのか、見ていきましょう。

カメラマンさんとレイヤーの「写真」に対する認識の違いなども述べていきます。

2.データを受け取るまでの基本的な時間

カメラマンさんによって違うデータの受け渡し時間(納期)
 カメラマンAさん
  →データの受け渡しはその場
 カメラマンBさん
  →データの受け渡しまで1か月~2か月
 カメラマンCさん
  →データ受け渡しまで2週間

Aさん、Bさん、Cさん、データの受け渡しまで最長1か月~2か月の開きがあります。なぜそんなに開きが出てしまうのか?
カメラマンさんの日常の忙しさや、どこまで処理をしてくれるのかが大きくかかわってきます。

撮ったままの写真データを「撮って出し」といいます。
撮って出しの状態から、色味を変えたり、彩度を変えたりするレタッチという作業を行い→レイヤーさんに送る。
この間の「レタッチ」の作業が挟まるので、受け渡しに時間がかかるわけです。
レイヤーと同じく、カメラマンさんにも「日常生活」があります。みんながみんなプロであるわけではないので、その日常を優先するのはある意味当然のこと。その中で趣味の時間を作り、写真をレタッチし、レイヤーに送ってくれるのです。
 レタッチをするデータを抱えていればそれだけ時間がかかり、受け渡し時間が伸びるというわけです。
どれだけ頑張って作業しても一日5枚くらいが限度。それが一人のレイヤーにつき100枚…と考えるとおのずと時間が計算できます。
レイヤー的には早くデータが欲しいので、よく募集要項に「データを2週間以内に送ってくださる方」と書いてあるのですが、カメラマンさんからすればちょっと難しい条件なことがよくわかりますね。
 色味、彩度、陰影、こだわりが特にあるわけではないカメラマンさんであれば、2週間以内にデータをもらうことは可能かと思います。しかし、写真もレイヤーの作品でありながらカメラマンさんの作品でもあるわけです。どうせなら完璧に近い状態の写真をSNSに載せたいですよね。

・カメラマンAさん→特にこだわりはない。色味などはレイヤーの方でいじってくれて構わない。
・カメラマンBさん→自分の撮る写真にこだわりがある。色味などは極力いじらないでそのまま使って欲しい。
・カメラマンCさん→少しいじりたいのと、日常生活が少し忙しいから時間がかかる。

 自分がお願いしているカメラマンさんはどこまでのこだわりがあって、どこからは踏み込んではいけないのか、ちゃんと確認しておくと、問題が起きなくていいです。
 もし、自分の大好きな構図、色味で撮っているカメラマンさんにお願いした場合、納期はカメラマンさんの出せるタイミングでお願いするのがいいかもしれません。

3.SNSに上げるときの注意事項

事前にカメラマンさんと相談しておこう!
 前述したように、カメラマンさんにも特性があります。
・レタッチはしてもいいのか?
・色味は大幅にいじってもいいのか?(グレースケールなど)
・コラージュに写真を使っても大丈夫なのか?
・(Twitterに載せるときに)ツイートにカメラマンさんのIDは載せても大丈夫か?名前は載せても大丈夫か?
・タグ付けは大丈夫か?

等、ほかにもあるかと思いますが、大体このあたりをカメラマンさんと事前に確認しておくといいです。
双方が気持ちよくその写真を見られるように、見てもらえるように尽力しましょう。

4.はやりの「写ルンです」の現像方法!

■写ルンですとは…?
 おおよそ36年前に富士フィルムから発売された「レンズ付きフィルム」のことです。
使い方は簡単。
1.シャッターの手前についているダイヤルと止まるまで回す。
2.中央についているファインダーからのぞきこんで、撮影したい画角を決める。
3.シャッターを切ります。
こんなに簡単なのに、さらには簡易的なフラッシュまで入れたり切ったりすることが出来ます。
筆者が小さいころにはコンビニに行けば必ず手に入るものでした。場所によってはスーパーマーケットに売っているところも。
そんな写ルンですですが、今は写真屋さんに行くか、専門店に行かないと手に入らないようになってきてしまっています…。ただ、写ルンですには、「簡単」「軽い」だけではない、利点がさらにあります。

■昔から変わっていないのが、とてもレトロ感があって現代にとても人気が出てきています。
画像加工をかけているわけではないのに、昔の写真が撮れる、というのはレイヤーにとってとても強き味方なんです。
キャラクターは昭和や平成に生まれていることがあります。そんなキャラの若いころの撮影をしたい、となった時、この写ルンですが大活躍します。
キャラたちがそこに存在している撮影ができるのはとても楽しいですし、幸せですよね。
だから、この令和の時代に大人気になってきているんですね!!

さて、重要なのは写ルンですで撮った写真たちはどうなるのか、ということ…。
写ルンですの大変なところはここからです。

写ルンですで撮られた写真たちは「現像」をしないとデータを見ることが出来ないのです。
現像して昔ながらの写真で手元に保存するか、ケータイにデータとして送るにしても、一度専門店で順序を踏む必要があるということですね。

さて、その「現像」は、カメラ専門店や電気屋さんに行けば大抵してくれます。
その時の費用は大体下の通りです。

  • 現像代:600円くらい
  • プリント:1枚40円
  • 27枚撮りの場合:1,600円くらい
  • 39枚撮りの場合:2,000円くらい

プラスで本体代がかかってくるので、学生の方にはちょっとお高い代物かもしれませんね。
ただ、それだけ払う価値あり!です。

紙媒体の写真でも、データでスマホ媒体でもとっておける、というのが最大のメリットです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
私たち、レイヤーがどのようにしてデータのやり取りを行っているか、大体は把握していただけましたか?
あくまで筆者がやり取りをしている方法なので、ほかにも「こんなやり方があるよ!」という方はぜひ、コメントで教えてください!!!

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